Category Archives: Troubleshooting | 問題解決

ロボットの先端が追従しない

現象:シミュレーションを動かした時にロボット先端のデータがロボットから離れて動作してしまう。

ツリー構成に外部リンクが付いた要素が存在する場合に発生します。

外部リンクをすべて解除してください。

※Memo:
・設計の元(マスター)データが外部リンクを多く設定している場合、元データをフォルダ毎コピーし、
 外部リンクをすべて解除したシミュレーション用のデータとして作業することをお勧めします。
 

ICIR02-006-21-C

Socket Error が出る場合

Socket Error が出る場合は、接続ポート番号が間違っているまたは既にポート「60000」が別のソフトで使用されている状態です。
RSSequencerは正常に起動せず、画面は出ますが、Settings以外のすべてのボタンが選択できず使用できません。

【要因】
① 複数の icROBOSim バージョンの RSSequencer を同時に起動した場合
例)icROBOSim2020のRSSequencerを起動した後に、icROBOSim2021のRSSequencerを起動すると
同じソケット番号が設定されているため、先に起動した方が優先されます。
先のものを閉じていても後に起動した方はソケットエラーになります。

② RSSeverのUDP/IP のポート番号を変更してしまった。 ※初期値: 60000

③ RSSequencer – Settings のポート番号を変更してしまった。 ※初期値: 60000

④ 他のソフトウェアでポート番号: 60000を使用している場合

【対策】
① RSSequencerはバージョンに関わらず、単一で起動する必要があります。
ソケットエラーが出た場合は、一度IRONCADを完全に閉じて icROBOSim のサーバー接続をリセットします。
再度IRONCADを起動し、使用したいバージョンのicROBOSim – RSSequencer を起動します。

※IRONCADを一度完全に閉じて、再起動してください。
   IRONCADの再起動で改善されない場合は、PCを再起動しますとリセットされます。

②, ③ ポート番号を「60000」に設定します。

④ 他のソフトウェアもしくは icROBOSim どちらかのポート番号を変更します。
icROBOSim側を変更する場合は、RSSever, RSSequencer の両方を「60001」に変更します。
もし「60001」も使用されている場合は、下一桁目を変更します。

※注意事項
icROBOSim側のポート番号を「60000」以外に設定した場合、RSInspectorは使用できません。
ただし、RSInspectorは通常使用することはありません。

ICIR02-004-21-C

icROBOSim 動作環境

OS:Windows 10 Pro 64bit版 のみ対応となります。

その他:Visual Studio 2019 の頒布コードがインストールされていること
Visual Studio 2019 頒布コードはこちら

※Window7、Window8.1をご使用のお客様へ
大変申し訳ございません、icROBOSimをご使用いただくことができません。
RSSequencerを起動時に下記メッセージが出てくることがございます。

ICIR02-005-21-C

インストールできない場合

icROBOSim のインストールが完了しない場合はご使用PCにVisual Studio 2019用 Microsoft Visual C++の頒布コードが入っていない可能性があります。
その場合、下記のようなエラーメッセージが出ます。

下記をダウンロードして、すべてのファイルを実行してから、再度 icROBOSim をインストールしてください。
VCRedist

RSSequencer が起動できない

  • IRONCAD を管理者権限で実行してください。※最初の1回/日のみデスクトップの IRONCAD アイコンを右クリック>管理者として実行
  • ご使用 PC に Visual Studio 2019 C++ の再頒布可能パッケージがインストールされていない可能性があります。VCRedist.zip をダウンロードしていただき、2つのファイルをダブルクリックで実行されてください。

起動できないときの表示例 ①

起動できないときの表示例 ②
起動できないときの表示例 ③